国医研とは
About us
熊本大学医学部国際社会医療研究会(通称:国医研)
は平成24年度に設立された新しい部活です。
熊本大学医学部には国医研が設立される以前にも、国内外でのボランティア活動、医学系ワークショップ、国際交流等のアカデミックな活動に参加する学生がいましたが、彼らが大学内で活動を共にする場はありませんでした。
「似たような志を持った者達が同じ大学に通いながら、交流したり活動したりする機会を持たないのはもったいない」という思いを持った初代代表、中島拓真が彼らを集め、昨年から部活としての活動を始めました。
<部活動の理念>
国内の医学部には国際医療サークルが多数ありますが、私たちの部活には「社会」という言葉が付け足されています。そこには意味合いが込められています。
地域でのボランティア、国際医療、様々なことに興味を持った部員を集める
部員の中には国際医療に興味を持つ者もいれば、地域の病院におけるボランティア、また国内における医療問題に興味を持つ者など、様々な関心を持つ学生がいます。
国際医療だけでなく、地域医療にも目を向ける
私たちは国際医療を学ぶ事だけを良しとしているわけではありません。国際医療を学んだ結果、それを如何に地域に還元するのかという点にも目を向けています。
難民、貧困、医療の格差、衛生問題。日本国外には将来医療従事者になる前に実際自分の目で確かめてみたいことが沢山
あります。
しかし、これらのことを学んだからと言って、部員全員が将来国際医療の分野で活動することは現実的に考えにくいという実態があります。また、表面的に見えにくいだけで、上に記したような医療の格差、貧困などの問題は国内にも存在します。
海外での事象を考えたとして、それを如何に国内に還元するか。
これは私たち国医研にとっての大切なテーマです。
<活動内容>
2012年度は、AMSA-Japan(アジア医学生連絡協議会日本支部、http://www.amsa-j.org/)と共同で医療系学生の国内交流会というイベントを開催したり、熊本県内でご活躍されている方をお招きして、講演会を行なっていただいたりと様々な活動を行なって参りました。
また部内では、国内外で個人単位で活動(ニカラグアでの医療ボランティア、ケニアでのJICAの活動見学等)をした者が経験を共有するためのプレゼンテーションを行っています。
また今後の企画としては、部活としての東北でのボランティア活動、熊本大学大学院生との交流会などが挙げられています。
今後の国医研の活動にご期待下さい。
興味のある方は是非お問い合わせフォームからご連絡ください。
活動日時:木曜日夜22:00~
活動場所:熊本大学医学部 荻窪記念館1F